前職では素材メーカーで「粉体（金属・セラミックス）」を扱う機械設計に携わっていました。ニッチな分野に特化して製品を作る西部技研に魅力を感じて、同じ機械設計の部署に入社しましたが、扱うテーマが「空気」となると勉強も一からです。目に見えない「空気」を対象とする難しさもありますが、そこがおもしろさでもあります。現在は空調機器の設計者として、カスタマイズ設計品の除湿ユニットを3Dモデルで作成しています。
学び続けられる場所がある 西部技研は、社員のステージに応じたスキルアップ支援に積極的な会社だと思います。博士号・MBA取得の支援やeラーニング、オンライン英会話の授業など、自ら手を挙げた人が参加できるプログラムが多く準備されているからです。私は昨年、特定非営利活動法人九州・アジア経営塾主催のリーダーシップ研修に参加しました。社外研修では普段の業務で得ることができない学びや気づきがあり、自身や自社を見つめ直す良い機会になっています。
繋がりができた社内プロジェクト 昨年参加した「部門横断プロジェクト」では、社内講師を招いた勉強会や他企業への工場見学など、とても価値のある経験ができました。プロジェクトの最後には、活動を通して感じた組織課題を経営陣に発表する場があり、私はリーダーとして参加者の意見をひとつにまとめました。無事報告を終えた後には大きな達成感があり、他部署のメンバーとのヨコの繋がりや他部署の上層部の方々とのナナメの繋がりを築けてとてもうれしく感じました。
自分を導き、チームをリードする存在に 現在はプレイヤーとして動いていますが、将来は部署を率いる存在になりたいと考えています。まずは設計に限らず、空調機器エンジニアとしての知見を蓄えていきたいです。また、部署をリードしていけるようにマネジメントスキルや経営スキル、人間力を今から磨いていきます。大切にしたいのは、会社のモットーである「Lead the self（自分を導く）！」という言葉です。自身の殻を破れるよう、粘り強く向き合っていきます。
