アフターサービス
デシカント除湿機 / ドライルーム / ヒートレスデシカント外調機
メンテナンス内容
点 検 箇 所 | 点 検 内 容 | 点検方法 | 保守内容 | 点検周期 | 交換周期 | |
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1年毎 | その他 | 24時間運転/日 | ||||
ロータ | 目詰まり、汚れ、損傷確認、性能確認※1 | 目視点検 | 清掃または補修 | ● | 5年 | |
ロータ駆動装置 | モータ異音の有無、ベルト・チェーン状態、給油状態、電流値、絶縁抵抗値の確認 | 目視点検 | 清掃、給油、ベルト調整または交換 | ● | ベルト : 3年 チェーン : 5年 モータ : 3年 |
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電気関係測定 | ||||||
エアシール | 摩耗、キズ、切れ、接触状態 | 目視点検 | 調整または交換 | ● | 2年 | |
送風機 | 異音の有無、ベルト状態、給油状態、電流値、絶縁抵抗値の確認 | 聴感点検 | 清掃、給油、ベルト調整または交換 | ● | ベルト : 1年 | |
目視点検 | ||||||
電気関係測定 | ||||||
ヒータ | フィンの汚れ、チューブ・配管の漏れ確認、電流値、絶縁抵抗値の確認 | 目視点検 | 調整または交換 | ● | 3年 | |
電気関係測定 | ||||||
クーラ | 汚れ、チューブ・配管の漏れ確認 | 目視点検 | 清掃または交換 | ● | – | |
冷凍機 | ガス、オイル量チェック、汚れ、チューブ・配管の漏れ確認 | 目視点検 | 清掃または交換 フロン排出抑制法に基づく定期点検 |
● | – | |
フィルタ | 破れ・汚れ・枠の劣化のチェック | 目視点検 | 洗浄または交換 | 1ケ月毎 | 汚れ具合、静圧上昇に応じて | |
操作盤 | 動作確認、配線の切れ・結線チェック | 目視点検 | 端子のゆるみがあれば増し締め再差し込。 清掃 |
● | – | |
ドレンパン | 汚れ・異物・腐食の確認 | 目視点検 | 洗浄 | ● | – | |
外観 | 汚れ・異物・腐食の確認 | 目視点検 | 補修 | ● | – | |
機内 | 汚れ・異物・腐食の確認、保温材チェック | 目視点検 | 清掃、補修 | ● | – | |
除湿性能 | 各ポイントの測定※1 | 露点測定等 | 露点センサー1年毎にメーカ校正 | ● | – |
※1 : 除湿性能が低下している場合は、ロータ性能およびシステムの不具合の有無を確認します。
ロータの劣化が原因の場合は、劣化原因の分析も可能です。
ロータ劣化調査、分析
ハニカムロータの定期的診断をおすすめしています
ご使用の環境に合わせた分析項目をご提案いたします。
定期診断のメリット
1. 急激な性能低下やトラブルの未然防止
2. 運転環境の変化に対する最適化や交換時期を予測可能
3. 計画的な交換による予算化やコストの削減
ロータ劣化のデメリット
- 性能低下によるトラブル(生産停止、歩留まり悪化 等)
- 目詰まりによる送風機等の付帯設備への負荷
- 高沸点物質蓄積による発火、焼損
性能劣化だけでなく、安全にご利用いただくためにも、ロータ劣化調査を推奨しております。
ロータ劣化の要因
- 経年劣化
- 処理空気の状態
- 劣化物質の混入
- 設置環境の影響 等
定期診断の流れ
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お問合わせ
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日程調整
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ロータ素子サンプリング
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基本調査/詳細分析(3〜4週間)
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結果ご報告
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ロータ交換推奨(性能が一定レベルを下回る場合)
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ロータ交換
ロータ交換が必要な場合
ロータ交換
ロータ交換
分析内容
基本調査
ロータの状態を分析し、正しく把握する
- 静的吸着試験(吸着剤の性能試験)
- TG-DA(熱重量示差熱分析)
- 比表面積・細孔分布測定
詳細分析
詳細に検査し、劣化の原因を分析いします
- デジタルマイクロスコープ観察
- pH測定(酸・塩素測定)
- EDX(エネルギー分散型X線による表面検査)
- XRF(蛍光X線による表面検査)
- FT-IR(赤外分光による表面検査)
- GC-MS(ガスクロマトグラフィー分析)
- イオン濃度分析
- 圧縮強度試験
- XRD