ニュースリリース
2025.05.23
福岡県庁を訪問し、「発明大賞」の受賞報告をいたしました
5月21日に当社代表の隈及び開発に携わった社員が福岡県庁を訪問し、服部県知事に「発明大賞」の受賞報告をいたしました。
この訪問は、公益財団法人 日本発明振興協会と日刊工業新聞社共催による第50回発明大賞にて、当社の「大気成分の濃縮による農業用CO₂供給装置」が東京都知事賞を受賞したことを受けて実現したものです。
訪問の様子は福岡県庁のホームページにも掲載されておりますので、是非ご覧ください。
株式会社西部技研が「発明大賞」の受賞報告に来られました – 福岡県庁ホームページ
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第50回発明大賞にて、東京都知事賞を受賞しました – 株式会社西部技研コーポレートサイト
【農業用CO₂供給装置開発の背景】
ハウス栽培での農作物の収穫量向上のため、ビニールハウス内に二酸化炭素(CO₂)を供給する装置。自社開発CO₂吸着材を担持したハニカムロータを搭載。大気中のCO₂を吸着させた後、温かい風を送ることでCO₂を脱着し、植物の光合成量を向上させるCO₂濃度に高めて、植物へ供給できる。大気中のCO₂を直接取り込むことで、脱炭素につながる。化石燃料を燃やしCO₂を供給する従来法では、CO₂の発生やハウス内の温度上昇が問題だった。