ドライルーム

ドライルームの製品特徴

デシカント除湿機で「クリーン」×「低湿度」×「低コスト」を実現するドライルーム

リチウムイオン二次電池や有機ELなどの製造プロセスでは、空気中の水分が阻害物質となるため、低湿度環境を維持するドライルームにて研究開発や生産が行われております。
ドライルームとは、パネルなどで区切られた部屋と空気中の水分を除去する除湿機が一体となったシステムです。弊社は水分を吸着する除湿ローターから除湿機、ルーム、配管工事までを一貫設計、製造、施工を行なっております。このため、ご要望に応じた環境の提供だけでなく、イニシャルコスト及びランニングコストのコントロール、清浄度に関するご提案も可能です。
なお、高い省エネ性を利用して各種補助金の利用も可能です。
申請に関する疑問もお気軽にお問い合わせください。

詳細は下記を参照ください。
http://sdre.co.jp/

ドライルーム①
ドライルーム②
ドライルーム③

ドライルームのラインナップ

弊社ではこれまでの経験から、液体リチウム二次電池製造環境よりさらに厳しい環境コントロールが必要とされる全固体電池生産ラインに、イニシャルコスト及びランニングコストを最適化した提案を行っております。

全固体電池用ドライルーム

単純にルーム内露点温度管理だけでなく、局所的に低露点化することでより省エネを実現できる提案を行っております。
また、硫化水素などの有害ガスが発生した場合の安全制御など、安全な生産環境を構築するにあたっての不安やお悩みにフォーカスした提案も可能です。

生産環境(ドライルーム内)

-60°CDP(10ppmV) ※単位:露点温度DP(Dew Point)

局所給気

-90°CDP(0.1ppmV)

供給露点温度

-60~-90°CDP

ランニングコスト

省エネモードで通常運転時と比べ、ランニングコストを30%削減
(環境に合わせて不要な時は全体を-60°CDP供給にするなどの省エネルギーコントロールが可能)

省エネ対応ドライルーム

長年の技術研究を積み重ねて独自のヒートポンプ技術を確立し、省エネルギー化を実現しました。

生産環境

-40~-60°CDP(10~120ppmV)

供給露点温度

-60°CDP以下

ランニングコスト

最大運転で通常 ※除湿機と比べ、ランニングコストを50%削減

(※弊社標準品比較)

ドライルームの導入事例

ドライルームのメンテナンス

長期的に安定した性能を発揮するため、定期的にメンテナンスを実施します。
また、実機の稼働時間や交換・回収のタイミングを考慮した上で、
保守点検一覧やメンテナンス計画表を作成するなど、随時提案を行っています。

メンテナンス

機器レンタルサービス

多湿な梅雨の間だけ除湿したいケースや、冬場の乾燥空気をさらに除湿するシビアなケースなど、
一定期間除湿機をお使いいただけるサービスです。

ローター交換サービス

ローター交換

搬入が困難な場所でも分割タイプのローターをご提供します。
他社製品の交換も承っております(※)ので、お気軽にご相談下さい。
※他社製品の交換に際しては現地調査が必須となります。

ローターサンプリング・劣化調査

ローター素子の一部をくり貫いて調査を行い、性能低下の原因や水分吸着状態を確認します。
サンプリング後は新しい素子を埋め込むので、ローターは再使用できます。

拡張・更新工事

測定装置の校正や部品交換など小規模な内容から、
除湿機の増設やルームの拡張工事など大規模な改修まで、幅広く承っております。

温湿度・風量測定

除湿対象装置の温湿度状態を確認します。
また、除湿機の吸い込み口や吐き出し口の温湿度・風量を測定し、除湿性能を判定します。
設置されている温湿度計の更正判断にも繋がります。

気流解析

既設のクリーンルームなどの、温湿度や清浄度の室内環境に問題がある際もご相談ください。
現場状況を確認し、気流分析により対策を練り、より良い室内環境をご提供します。

その他

上記以外もお気軽にお問い合わせ下さい。

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